「疲れが取れる」「胃がすっきりする」「ダイエットに効くらしい」と話題の
クエン酸+重曹ドリンク。
材料はどちらも安く手に入り、家で簡単に作れるため人気が高まっています。
しかし、一方で 飲み方を誤るとデメリットもある 飲み物です。
この記事はメリット・注意点の両方をわかりやすく整理します。
1. クエン酸+重曹ドリンクとは?
クエン酸(酸)と重曹(アルカリ)を混ぜると化学反応が起き、
二酸化炭素(炭酸)が発生し、微炭酸ドリンクになる のが特徴です。
使うもの
- クエン酸:食品用(レモン等に含まれる酸)
- 重曹:食用(ベーキングソーダ)
※掃除用を飲むのは厳禁
2. 体にいいと言われる理由(メリット)
① 疲労回復効果(クエン酸回路の働きを助ける)
クエン酸は体内でエネルギー代謝を助ける「クエン酸回路」をサポート。
乳酸の分解を促し、
- 疲れが溜まりにくい
- 筋トレ後の倦怠感が軽くなる
といった実感につながりやすいです。
スポーツ選手の栄養補給にもよく使われます。
② 胃のムカつきを和らげる(弱い胃酸中和)
クエン酸(酸)と重曹(アルカリ)は反応後、
中性に近い液になるため、
軽い胃のムカつきの緩和に役立つことがあります。
※胃薬ほど強くはないが、体感として「すっきり」しやすい。
③ 血流がよくなりやすい(クエン酸)
クエン酸には
- 血液をさらっとさせる
- 体が温まりやすくなる
作用が報告されており、冷え性改善につながることもあります。
④ ダイエットのサポートに使える
クエン酸+微炭酸の組み合わせで以下の効果が期待できます。
- 食欲が少し抑えられる
- 代謝が落ちにくい
- 有酸素運動との相性が良い
「食事量が落ちすぎないダイエット」に向くのがポイントです。
⑤ 歯磨き後の口のねばつきをすっきりさせる
クエン酸の軽い酸味と炭酸が口内のねばつきを取るため、
口のリフレッシュ飲料として使う人もいます。
3. 飲み方の注意点(デメリット)
① 歯のエナメル質が溶けるリスク
クエン酸は酸性が強いため、
歯に長く触れるとエナメル質が溶ける「酸蝕症」の原因になります。
対策
- ストローで飲む
- 飲んだ直後に歯を磨かない(逆に削れやすい)
- 水で口をゆすぐ
② 胃が弱い人は逆に荒れることがある
化学反応の炭酸が刺激となり、
胃痛・胃もたれが起きる人もいます。
胃炎や逆流性食道炎の人は慎重に。
③ 塩分が増える(重曹=ナトリウム)
重曹の主成分は 炭酸水素ナトリウム。
つまり 塩分 です。
飲みすぎると
- むくみ
- 高血圧
- 腎臓への負担
につながります。
1日の上限は小さじ1/2以下にすべき。
④ 腸がゆるくなる場合がある
重曹は弱い下剤のように働くため、
体質によってはお腹がゆるくなります。
⑤ ガスが出やすくなる
化学反応で二酸化炭素を飲むため、
げっぷが増えやすいデメリットがあります。
⑥ 持病・薬の相互作用に注意
次の人は医師に相談が必要
- 心臓・腎臓の疾患
- 高血圧治療中
- ナトリウム制限中
- 逆流性食道炎がある
- 妊娠中の過剰摂取は避ける
4. 正しい作り方(健康的な分量)
基本レシピ(1杯分)
- 水 200〜250ml
- クエン酸:小さじ1/2
- 重曹:小さじ1/4
※重曹を入れすぎるのは危険
作る順番
- 水にクエン酸を入れる
- 重曹を少しずつ足す(泡が出る)
- 完全に反応させてから飲む
(粉の重曹を飲むのは胃への刺激が強い)
飲むタイミング
- 食後
- 運動前後
- 眠気があり集中力を上げたいとき
※空腹時は胃が痛くなる人が多い
5. まとめ
クエン酸+重曹ドリンクは、
疲労回復・代謝UP・お腹すっきり・軽いダイエットサポートなどのメリットがあり、
正しく使えば健康的な飲み物です。
しかし、
- 歯のダメージ
- 塩分過多
- 胃の刺激
- 体質との相性
というデメリットも明確に存在します。
メリット目的で飲むなら「少量・適切な頻度」が鉄則。
毎日飲むより、疲れた日や運動前後に取り入れる“補助的な飲み物”として使うのが安全です。

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