楽天ふるさと納税は、全国の自治体に寄付をして税金が控除されると同時に、特産品などの返礼品を受け取れる人気のサービスです。2025年10月1日から、楽天ふるさと納税のポイント付与ルールが変更されましたので、改正内容と基本の仕組みを分かりやすくまとめます。
1. 2025年10月からの改正ポイント
総務省の改正に伴い、楽天ふるさと納税では ポータルサイト経由のポイント付与ができなくなりました。
ポイント付与が対象外となるもの
- 楽天市場のお買い物通常ポイント(100円につき1ポイント)
- スーパーSALEやお買い物マラソンの買いまわりカウントとポイント
- 全ショップ対象キャンペーンのポイント
- SPU(スーパーポイントアップ)サービスのポイント付与
例:楽天モバイル+4倍、楽天ブックス+0.5倍、楽天トラベル+1倍など
※カード決済に伴う楽天カード独自のポイント付与は従来通り行われます。

2. ふるさと納税とは?
ふるさと納税は、簡単に言うと 「好きな自治体にお金を寄付して、税金を少し減らしながら特産品をもらえる制度」 です。
- 寄付をする → 自治体にお金を渡す
- 返礼品が届く → お米や果物、お肉など
- 税金が控除される → 翌年の所得税や住民税が安くなる
ポイント
寄付金額から 2,000円だけ自己負担 すれば、それ以外の金額は税金から控除されるので、ほとんど実質負担なしで返礼品がもらえる仕組みです。
3. 具体的なシミュレーション
例1:Aさん(2万円寄付)
- 自治体に寄付:2万円
- 返礼品:お米10kg
- 翌年の税金控除:2万円−2,000円=1万8,000円
- 実質負担:2,000円
例2:Bさん(5万円寄付)
- 自治体に寄付:5万円
- 返礼品:牛肉1kg+果物セット
- 翌年の税金控除:5万円−2,000円=4万8,000円
- 実質負担:2,000円

4. 楽天ふるさと納税の特徴
楽天ふるさと納税は以下の点で便利です。
- 楽天IDでログインできるので簡単
- 多数の返礼品から選べる
- 価格帯やジャンルで検索しやすい
- カード決済でポイントも貯まる(改正後も楽天カード独自ポイントは付与)
他のサイトと比べると、返礼品の数や検索のしやすさが特に人気です。
5. まとめ
- 2025年10月から、楽天ふるさと納税はポータルポイント付与がなくなります
- ふるさと納税の基本的な仕組みは変わらず、税金控除+返礼品のメリットがあります
- 実際に寄付する金額から2,000円を除いた額が税金から控除されるので、ほぼ負担なしで地域の特産品を楽しめます
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