こんにちは!只野です!今回は最近ハマっている遠野遥さんの「改良」をご紹介いたします!
皆さんは「美」美しさについてどう考えますか?内面的な「美しさ」はどれだけ歴史が進んでも変わらないものでありますが、外面的な「美しさ」に対する価値観は大きく変化しています。個人的な意見ではありますが明治頃、パーティなどで人に婦人を紹介する場面が増えました。それに従って外面を気にするようになったのだと思います。現に明治の政治家の妻は芸者さんが多かったといいます。そこから令和に至り、個人がSNSによって発信する力を持ちました。これにより見た目を比べるということが顕著になったのではないかと思います。この作品は進んでいく見た目至上主義に苦しむ若者を描いています。
この作品の概要です。
女性に興味のなかった小学生の私は衝撃的な性に出会う。そこから大学生になり女装をすることに目覚めたがほんとうの女性ではない私は醜く社会からも隠れなくてはいけないのだと感じてしまう。醜い女友達、デリヘルの女性、それぞれの美から美しければという怨念のようなものを感じた。