趣味のお香 香りで心リラックス!種類を知りもっと豊かに

目次

1 お香とは?

2 お香の歴史

3 お香の種類

お香とは?

主に木やきのみ、蕾、、葉や茎そのものを原料として作られている。アロマと違うのは香木を原料としている点です。

香木とは?

心地の良い芳香をもつ木材のことで沈香(じんこう)白檀(びゃくだん)が有名です!

薄片に削ったもの加熱して芳香を楽しむのに用いられます。ちなみに白檀は熱することなく芳香するため、それ以外にも仏壇などの彫刻や扇子、数珠などの材料として用いられる。特に伽羅、沈香は貴重で香りの生成に何百年掛かると言われていますが、どうやって生成されているかわからないそうです。

お香の歴史

推古天皇3年(595年)4月に淡路島に香木が漂流したのが沈香に関する最古の記録であり、沈香の日本伝来といわれる。漂着木片を火にくべたところ、良い香りがしたので、その木を朝廷に献上したところ重宝されたという伝説が『日本書紀』にある。東大寺正倉院宝物の中には長さ156cm、最大径43cm、重さ11.6kgという巨大な香木『黄熟香』(おうじゅくこう)が納められている。これは、鎌倉時代以前に日本に入ってきており、以後、権力者たちがこれを切り取っている。

現在では1992年4月に、全国薫物線香組合協議会が沈香香木が伝来した4月と、『香』の字を分解した『一十八日』を合わせて4月18日を、『お香の日』と制定している。

お香の種類

・白檀 半寄生の熱帯性常緑樹。インド、インドネシア、オーストラリアなどに自生。太平洋諸島に広く分布しているが、中でも芳香の持続性が高いインド産が最高級品とされている。

・沈香 熱帯アジア原産のジンチョウゲ科ジンコウ属の常緑樹で、長い年月をかけて樹木がダメージを負った際に分泌される樹脂が生成され沈香となる。一部地域から産出されるものを除いては、一般的に常温では香らず、高温で樹脂が揮発して芳香する。

・伽羅 沈香の最高級品