なぜ今「防災×自給自足」が必要なのか
災害対策というと、多くの人がまず「防災グッズを買うこと」を思い浮かべます。
ですが本当に重要なのは、**災害時に“自分の生活をどこまで自力で維持できるか”**です。
近年の地震や豪雨災害では、共通して次のような状況が起きています。
- 停電が数日〜1週間続く
- 水道が止まる
- スーパーやコンビニの商品棚が空になる
- 行政の支援が本格化するまで時間がかかる
特に電気・水・物流が同時に止まると、想像以上に日常は崩れます。
実際、内閣府の資料でも「最低72時間は自力で生活できる備え」が推奨されています。
つまり、防災とは“非常時のサバイバル”ではなく、小さな自給自足の設計なのです。
多くの人が勘違いしている防災対策
「備蓄=安心」という危険な思い込み
よくある失敗が、
- 非常食を買ったまま賞味期限切れ
- ポータブル電源を持っているが充電方法を考えていない
- 防災バッグを一度も開けたことがない
というパターン。
モノは揃っていても「使えない防災」になっているケースが非常に多いです。
防災で大切なのは
買う → 使う → 回す
この循環。
“置いてあるだけ”の備えは、いざという時ほぼ役に立ちません。
最低限そろえるべき防災の三本柱
ここからは実践編です。
まず意識したいのが、以下の三つ。
電力
現代人にとって電気は生命線です。
- スマホの充電
- 照明
- 情報収集
- 夏冬の体温管理
最低でもスマホを3日充電できる容量は確保したいところ。
理想は
- ポータブル電源
- 折りたたみ式ソーラーパネル
のセット。
電気を「貯める」だけでなく、「作れる」状態にしておくことで安心感が段違いになります。
水
人は水がなければ3日も持ちません。
目安は
1人1日3リットル × 家族人数 × 3日分
さらにおすすめなのが携帯浄水器。
備蓄水が尽きても、
- 雨水
- 川の水
- 生活用水
を飲料レベルまで浄化できます。
水を“持つ”だけでなく、“作れる”という視点が重要です。
食
非常食は
- 火を使わず食べられる物
- 温めると満足感が上がる物
両方必要です。
個人的にはアルファ米だけでなく、
- パスタ
- レトルト
- 缶詰
など、普段も食べられるものを多めに回す「ローリングストック」を推奨しています。
家庭でできる“超現実的”自給自足レベル
ここがこの記事の核です。
自給自足と聞くとハードルが高く感じますが、目指すのは100%自給ではありません。
「少し補える」だけで、生存率と精神的余裕は大きく変わります。
ベランダ菜園でも十分意味がある
プランターで育てられる
- 小松菜
- リーフレタス
- 豆苗(再生栽培)
これだけでも、ビタミン補給源になります。
完全な食料確保でなく、“栄養の穴埋め”が目的です。
カセットコンロと固形燃料は最強
停電時でも使える熱源は必須。
- カセットコンロ+ボンベ
- 固形燃料
これがあるだけで、
- 湯を沸かせる
- 温かい食事がとれる
心理的ストレスが激減します。
雨水利用という裏ワザ
飲料には向きませんが、
- トイレ
- 洗い物
- 掃除
には十分使えます。
バケツや簡易タンクが1つあるだけでも違います。
【ガチ比較】ポータブル電源の選び方とおすすめ
選ぶポイントは3つ。
- 容量(Wh)
- 定格出力(W)
- バッテリー寿命
目安として、
- 一人暮らし:300〜500Wh
- 家族世帯:700Wh以上
初心者なら
- Jackery
- EcoFlow
- Anker
あたりが安定。
特にEcoFlowは充電速度が速く、短時間で満充電できるのが強みです。
本当に役立つ備蓄品リスト(経験ベース)
食料以外で重要なのが以下。
衛生用品
- ウェットティッシュ
- ドライシャンプー
- 簡易トイレ(人数×日数分)
生活系
- ヘッドライト
- モバイルバッテリー
- 軍手
- ガムテープ
特に簡易トイレは軽視されがちですが、災害時の最大ストレス源になります。
必ず準備してください。
防災は「準備」ではなく「習慣」
防災は一度整えて終わりではありません。
おすすめは月1チェック。
- 電源は充電されているか
- 食品の賞味期限
- 水の残量
そして、防災用品を普段使いすること。
キャンプや日常で使っておけば、非常時も迷いません。
まとめ|今日からできる防災×自給自足チェック
最後に簡単な確認です。
- 電気を3日確保できる?
- 水を“作れる”?
- 火なしで食べられる?
- トイレ対策してる?
1つでもNOがあれば、今日が始めどきです。
災害は選べません。
でも、備えるタイミングは今この瞬間に選べます。
まずはポータブル電源と水対策から整えてみてください。
あなたと家族の未来を守るのは、今日の小さな行動です。

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