妊娠が分かった瞬間、うれしかった。
家族が増えることも、これからの生活も、前向きに考えている。
それなのに、なぜか心がついてこない。
口に出せないモヤモヤが増えていく。
妊娠中のパパが感じるこの感覚は、決して珍しくありません。
ただ、「言語化されていない」だけです。
この記事では、
妊娠中のパパがしんどくなりやすい理由と、
その気持ちとの付き合い方を整理します。
妊娠中、パパの気持ちは置き去りにされやすい
妊娠期間中、注目されるのは当然ママの体調や感情です。
つわり、体調不良、不安、ホルモンバランス。
それは当たり前のこと。
ただその一方で、パパ側の気持ちはこうなりがちです。
- 体の変化がないため、実感が遅れる
- 相談する場所がほとんどない
- 不安を言うと「自分が我慢すべき」と感じてしまう
結果として、
応援する側なのに、どこにも居場所がない
という状態に陥りやすくなります。
「不安」と「責任」が一気に来る
妊娠が分かってから、頭の中で急に増えるものがあります。
- お金のこと
- 仕事のこと
- 家族を守れるのかという不安
- 自分はちゃんと父親になれるのか
これらは誰かが明確に教えてくれるものではありません。
気づいたら、全部ひとりで抱えている。
しかも、
「自分より大変な人がいる」
という意識があるから、余計に言えない。
これが、しんどさを長引かせる原因になります。
パパは「何もしていない」のではなく「できることが少ない」
妊娠中、パパが無力感を覚える理由はシンプルです。
やる気がないのではなく、役割が見えにくい。
- 体調を代わってあげられない
- 不安を完全に取り除くこともできない
- 情報を調べても正解が分からない
その結果、
「自分は役に立っていないのでは?」
という感情が生まれます。
これは性格の問題ではなく、構造の問題です。
この時期に大事なのは「正しい行動」より「共有」
妊娠中のパパに必要なのは、
完璧なサポートや正解ムーブではありません。
大切なのは、
- 分からないことを分からないまま話す
- 不安を整理せずにそのまま出す
- 「頑張ってるつもり」を言葉にする
解決しなくていい。
結論を出さなくていい。
気持ちを共有すること自体が役割になります。
誰にも言えないなら、書いてもいい
もし言葉にするのが難しければ、
- メモ
- 日記
- スマホの下書き
形は何でもいいので、外に出すのがおすすめです。
「こんなこと考えてる自分はダメだ」
と思わなくていい。
考えてしまうのは、それだけ向き合っている証拠です。
まとめ:しんどくなるのは、真剣だから
妊娠中のパパがしんどくなるのは、
- 無関心だからでも
- 覚悟が足りないからでも
ありません。
むしろその逆です。
ちゃんと考えているから、苦しくなる。
この時期の違和感や孤独は、
父親になる過程の一部でもあります。
ひとりで抱えすぎず、
「こう感じている自分」を否定しないこと。
それだけで、少し呼吸が楽になるはずです。

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