凪良ゆう『流浪の月』 2020年本屋大賞受賞作!! 2022年5月13日には実写映画化!!

こんにちは!只野です! 今回は2020年本屋大賞受賞作の凪良ゆうさんの『流浪の月』を読みました。前々から気になってはいたのですがずっと積読本でした汗 率直に言って面白過ぎました!本の表紙から私は爽やか系かなと思っていたのですが・・・見事に裏切られました(笑)簡単なあらすじを説明すると小学生の女の子が大学生の男と出会い、あるきっかけで一緒に暮らすことになります。ですが、それは側から見れば誘拐。また大学生は『異常な』幼児性愛者に見えてしまうのです。短い二人の生活から十数年経ち、運命のように再開してしまうのです。世間の目とは?愛とは?正しさとは? を深く考えてしまう作品です。凪良ゆうさんはBL作家ということもあって言葉使い、登場人物の所作がすごい美しいです!今回初めて読んだのですが数ページ読んだだけでファンになってしまいました。私が好きな桐野夏生さん『残虐記』に設置が似ていてよりハマってしまいました。

5月には実写映画化するのですがこの重たい内容をどれだけ美しく描くのか興味がありますね!

本日は読んでいただきありがとうございました!